調理道具のお手入れを楽にしたい人はチタン素材の包丁が最適
調理道具のお手入れを楽にしたい人はチタン素材の包丁が最適
包丁に使われる素材には、ステンレス・鋼・セラミックなど様々な種類がありますが、日々のお手入れを楽にしたい人におすすめなのがチタン素材です。
チタンは、非常に硬い金属で、軽量かつ錆びないという特性も持っています。
硬さは鋼と同程度とされており、軽さはステンレスの半分程度しかありません。
そのため、チタン素材の包丁は手首への負担が小さく、お年寄りや子供でも扱いやすいというメリットがあります。
また、錆は金属の最大の欠点ですが、チタンは錆の心配がほとんどありません。
チタンは酸素との結合力が非常に強いという性質があり、酸素と結びつくと瞬時に表面に酸化被膜と呼ばれる薄い膜が形成されます。
この薄い膜は酸素を通さない不動態被膜で、多少壊れたとしても瞬時に周囲の酸素と結合して新しい被膜が作られるので、その下にある本体は錆びる心配がほとんどありません。
チタン包丁は、切れ味の面では他の素材と比べるとやや劣るものの、刃こぼれも起こりにくいためお手入れの手間を少しでも抑えたいという方におすすめです。
セラミック素材の包丁を使うことにはメリットがあります
包丁の種類の1つにセラミック素材で作られているものがありますが、中には欠けやすいことから敬遠している人もいるかもしれません。
しかし実はセラミック素材の包丁を使うことには数多くのメリットがあると言われています。
そもそもセラミック包丁とはどのようなものなのかと言うと、1つの特徴に刃の部分が白い色をしていることが挙げられます。
刃の素材としてセラミックが使われているものです。
見た目からは想像もつかないような切れ味の良さが1つの特徴であり、それは硬い素材が使われていることが理由です。
中には刃の部分にイラストや柄がプリントされているものもあり、人気を集めています。
このような包丁を使うメリットとしては、切れ味に優れていることが一番のメリットといえます。
刃が薄いためトマトや玉ねぎなどの野菜を始めとし、肉や魚のスライスなども簡単にできます。
金属と比べるとはるかに軽いので、長い時間使っていても手に負担をかけることもありません。
食材に金属のにおいもつかないので、特にお刺身を切る場合などには向いていると言えるでしょう。